最終面接において最重要視することは何でしょうか。
当社のことをしっかり研究、理解した上で、入社の動機を形成できているかを確認しますが、何より学生本人が当社に入社するということについて自分で結論づけているかということです。会社が自分に合った良い会社と思って入社しても、入社後にはいろいろな壁があります。そうした時に、自分で選択した道であれば、結果に後悔することなく次に前向きに進んでいけるはず。家族の意見、周りの学生に影響されて、入社を決めるようでは、その先が思いやられます。
社会人になれば、様々な情報やアドバイスをもらいながらも、最後は自分の責任で判断しなければならない場合が多くなります。就活という社会人になるスタート時点からそうした判断能力をつけてほしいのです。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長