ハイパフォーマンス人材をハイポテンシャル人材にしていくのと、意欲の高いミドルパフォーマンス人材をハイポテンシャル人材にしていくのとどっちがよいでしょうか?
2016年5月30日開催の「ハイポテンシャル人材の発掘・育成」勉強会にご参加いただいた方からのご質問です。私の講演「ポテンシャルの測り方」でのご説明がわかりづらく大変申し訳ございません。改めて、ハイポテンシャル人材の基準をご説明します。
ハイポテンシャル人材は、以下3つを全て持っている高業績者です。
- Aspiration:上位職に就きたいという上昇志向を持っていること。
- Ability:上位職を効果的に遂行できる能力を持っていること。
- Engagement:現在および将来にわたって今の会社で働き続けたいと思うこと。
ハイポテンシャル人材はハイパフォーマンス人材から選びます。ミドルパフォーマンス人材は対象外です。
育成においては、成長機会となる難しい仕事を与えることが最も効果的です。ただし、失敗をしても会社として完全にサポートできる体制があることを伝え挑戦してもらいます。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員