課長クラスの管理職登用基準を見直そうと思っております。基準作成の方法についてどのような方法がありますか。
一般的な職務分析手法を基準作成に用いることが出来ます。以下のような方法により情報収集します。
- 観察:課長のそばについて行動を観察する。
- インタビュー:課長、その上司、経営層にインタビューする。
- 体験:課長職を体験する。
- 業務報告書:課長の業務日誌を読む。
- 既存情報:課長の職務記述書、研修資料等を読む。
- 質問紙:課長に適性検査等を実施する。
この中で、インタビューと質問紙はどの企業でも実施可能な方法です。
インタビューにも様々な方法があります。紙面の関係上、詳細なご説明は割愛させていただきますが、優秀な課長とその上司と経営トップへのそれぞれ形式の異なるインタビューは必要です。
また、質問紙を用いた方法では、現職の全課長に知的能力検査、パーソナリティ検査、モチベーション検査を実施し、業績や能力評価と各検査の測定項目との相関分析を行います。
インタビューと質問紙による調査の結果を参考に将来を踏まえ、課長登用基準を定義します。
当社では、一連のサービスを基準作成サービスを提供しております。ぜひ、一度弊社コンサルタントにお問い合わせください。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員