グローバルで活躍するにはきちんと自己主張できる人材が望ましいと考えるが、一方で社内では周囲と摩擦が生じる懸念もある。どのようにバランスをとるべきか。
グローバルなどに限らず自己主張はするべきです。自己主張同士がぶつかれば摩擦は当然生まれるでしょう。
摩擦を恐れる必要はありません。大事なのは個人的な恨みにならないような仕切りやノーサイドの精神です。
会社(もしくは社会)をよりよくするために部門ごとが主張しあえばぶつかるのは当然。ぶつかってよりよい道を模索していくことに成長があります。
そのとき主張しないことがベストになるケースはほとんどありません。
主張の末、相手に簡単に言い負かされるようなデータの羅列であればそもそも主張そのものが脆い。本当に有効な主張なら周囲をねじ伏せられます。各々が常にそういう主張をすればよりよい組織になります。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役