2017/03/29Q.2145
学業成果(成績証明書や履修履歴等)を、面接場面で活用していきたいと思っています。
しかしそもそも、これらを用いて面接場面で能力の見極めは可能なのでしょうか。
学業成果を活用するのは「目的」ではなく「手段」のはずです。
まず「目的」を明確にしましょう。学生時代、成績に執着しなかった人が統計上高い確率で要努力者になっているなどの前提が必要になります。
学業成果を面接で見極めるのは証明書の真贋くらいのもので、当人の学業に対する能力は見極められません。それは学校がやるものです。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役