働き方改革により業績向上を実現している企業がある。 個人的にはやってみないと分からないと思うのですが、挑戦すらしない企業があるのはなぜか。
何事もそうです。やってみなければ新たな変化、結果は出ません。
挑戦することができないのは、失敗した時の責任を取りたくないからでしょう。また、挑戦というのは、どのような結果が出るかを想定もせずにむやみに始めることではありません。成果を期待してチャレンジしつつも、万が一その通りの結果が出なくても受け入れ、さらに先を見越した改善を継続していく心構えができているかがポイントです。
「働き方改革」は、従業員にとってプラスなようでも会社側にとってはコスト負担増など短期的なデメリットにつながるものもあります。目に見える生産性の向上、最終的な業績向上が見えなければ、会社トップもなかなか踏み切れないのではないでしょうか。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長