学生は実際のところ、何のためにインターンシップに参加するのでしょうか。面接のネタになるから、と考えている学生が多いように感じられます。
今年当社に応募してきた2018年卒予定の学生に聞いても、3年生時の夏に何社かインターンシップを経験したと答えた学生が多かったです。3月以降の会社説明会開始前に実際に企業に接触できる機会と捉え、就活に生かしたいという理由が多く、特に志望業界に絞ってインターンシップに参加しているという感じではないです。自分のネットワークでOBやOGに接触しようという積極性はないものの、取りあえずインターンシップ参加からというところでしょうか。
もちろん、先輩の話から、グループワークや面接など少しでも多く経験しておいた方がよいという情報が刷り込まれているでしょうし、インターンシップは採用活動前提ではないという建前ですが、実際にインターンシップから本選考に進み内定を獲得した先輩方の実例も多く耳にしているはずです。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長