妥当かどうかは別として、変わった採用選考をしている会社の事例をその意図とともに教えてほしい。
大手企業では、富士通が行っている「Challenge&Innovation採用」のような高い実績をあげた学生対象の一芸採用が多いようです。これらは、分野を問わず経験と実績を評価するという採用手法です。かわったところでは、マージャンで勝ったら最終面接に進める「麻雀選考」(スターティア)や日本一短いES(三幸製菓)などネットで話題になった企業もあります。これらは、変わった採用手法で学生の注目を集めるという目的もありますが、麻雀勝負の強さは営業力やコミュニケーション力、決断力にも通じるなどユニークな視点で学生を選考しようという企業の姿勢が感じられます。こうした選考手法を1年限りではなく複数年継続して採用している企業もありますので、結果に結びついているのではないでしょうか。御社も通常の採用手法だけではなく、独自の選考手法を考えていかがですか。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長