元々リフレッシュ休暇を年に数日とる制度にしているが取得率が悪い。
制度変更して全社的な休業日を設定したが、こっそり出勤しているケースがある。
目をつむるべきか、どのような制度がよいのか、どうすれば浸透するのか。
どのように工夫した休暇制度を作っても全ての社員が満足することはありません。
休むより休日出勤して時間外手当をもらった方がいいと考える人もいます。
リフレッシュ休暇も自分だけで長期休暇を取っても遊び相手がいない、家族が一緒に休みを取れるのが結局子供の夏休みやGWといった旅行代金が高く混む時期しか取得できないということで敬遠されつつあるということです。リフレッシュ休暇、有給休暇の消化率を考えても、全社的に長い一斉休暇を設定した方が消化率の改善につながるということでしょう。
せっかく全社一斉休暇制度を設定したのであれば、こっそり勤務できないように入り口を閉鎖するぐらいの策を取ってもよいのではないでしょうか。それが無理なら照明やエアコンを切る、ネット接続できない状態にするとかの強硬手段でしょうか。
でも休んでいいと会社が言っているのに、会社に来たがるというのは、どのような理由なのでしょう。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長