ある仕事を行うことは嫌いだが、それが得意なことである場合(例えば営業行為が嫌いであるが成果はすごく出せる、など)とは起こりうるものでしょうか。
起こります。
「好き」「嫌い」という感覚はそのことを長く続けるかどうかに大きな影響をしますが成果への影響は限定的です。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますがもしそれが真理なら自分はとっくに名馬券師として君臨していると思います。実際はJRA銀行へお金を預けているだけです。
「やりたいこと」と「できること」は近いようで何光年も離れています。
嫌いなことでも成果が出ると好きに思えるようになることも多々あります。そんな人をみると嫌々やっている人などいないように見えるかもしれませんが、心の奥底では「嫌い」な場合はいくらでもあります。ネガティブな部分を成功で打ち消しているだけだと思います。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役