面接で「高い目標に取り組んだ経験」について聞いていますが、「高い」のレベルがここ数年下がっているように感じます。ご本人が高いというなら評価すべきなのか社内で「高い」のレベルを定義すべきなのか悩みます。
具体的にどのようなものかわかりませんが、目標に取り組んだものを評価するなら「数学オリンピック」のようなハイレベルで完全に白黒がつくものに限定すべきだと思います。
文化祭やアルバイトの経験を強気でアピールする人やそれを評価する採用担当もいますが、自分はまったく興味がないというか「そんな評価に妥当性があると思うほうが不思議」と言いたくなります。
一度、過去の採用を振り返ってみてください。
そのような部分で評価した人が、社内で高い目標にチャレンジしているかどうかを。きっと何もしてないと思います。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役