「素直さ」を採用選考で見るにはどのようにしたらよいでしょうか?
まず。素直さのある人とその反対の人の特徴を定義してみましょう。
- 素直な人:
- 人を信じる。人は正直で信頼できるものと考える。人の言うことを信じる。
- 反対の人:
- 他人の言うことに用心する。簡単には人を信じない。人にだまされることが少ない。
- 素直な人の主な行動:
- 性善説を採用し、人は正直で信頼できる対象であると考える。自分が騙されたり嘘をつかれるとは思わない。そのため簡単にだまされる。人の良い面を見るので、周囲からは無邪気な人物と見られ、さらには人を惹き付ける魅力のある人と思われることがある。
- 反対の人の主な行動:
- 他人の言うことを信用しない。性悪説を採用し、用心深く疑り深い。簡単にだまされることは少なく、人が信頼できなかったり嘘をついたりした時にもあまり驚かない。人を信頼しないことから「ひねくれ者」と見られることがある。
次に見方についてです。採用選考ですので、パーソナリティ検査と面接での評価が現実的です。
パーソナリティ検査を実施して、人を信じやすい、物事を肯定的に捉えるという特徴を確認し、素直さについての仮説を持ってください。面接では、過去の経験をたずね、根掘り葉掘り聞いてみてください。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。