コラム

続・人事部長からの質問

2018/06/01Q.2432

「素直さ」を採用選考で見るにはどのようにしたらよいでしょうか?

まず。素直さのある人とその反対の人の特徴を定義してみましょう。

素直な人:
人を信じる。人は正直で信頼できるものと考える。人の言うことを信じる。
反対の人:
他人の言うことに用心する。簡単には人を信じない。人にだまされることが少ない。
素直な人の主な行動:
性善説を採用し、人は正直で信頼できる対象であると考える。自分が騙されたり嘘をつかれるとは思わない。そのため簡単にだまされる。人の良い面を見るので、周囲からは無邪気な人物と見られ、さらには人を惹き付ける魅力のある人と思われることがある。
反対の人の主な行動:
他人の言うことを信用しない。性悪説を採用し、用心深く疑り深い。簡単にだまされることは少なく、人が信頼できなかったり嘘をついたりした時にもあまり驚かない。人を信頼しないことから「ひねくれ者」と見られることがある。

次に見方についてです。採用選考ですので、パーソナリティ検査と面接での評価が現実的です。
パーソナリティ検査を実施して、人を信じやすい、物事を肯定的に捉えるという特徴を確認し、素直さについての仮説を持ってください。面接では、過去の経験をたずね、根掘り葉掘り聞いてみてください。

清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員

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