営業チームを構成する際、年次バランスはばらけさせた方がよい?ある程度固めた方がよい?
営業チームのビジネス内容にもよります。法人営業で営業先が規模、業界ともに幅広い場合は、年次バランスをとって重要顧客を継続的にまもる層と新規開拓にまい進する層とを組み合わせる方法もあります。特定の市場、相手がビジネス相手なら知識、技量等を考えどの営業も成果を出せるようにある程度固めるやり方も考えられます。
ただし、これは一般論です。必ずしも年次と営業力は一致しません。営業力が一定水準の人材を集めた結果なら年次バランスがバラバラでも固まっていても問題はありません。
営業成果ではなく、営業力がない人を育てるという視点でいけば、営業力がある人でかつ人を育成できる人が必要になりますので、自身が指導を受けた経験がある人(年次の上)が配置されることになるでしょう。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長