社風に合う人材を取ることが退職のリスクを下げると言いますが、社内の多様性を高めていきたいです。多様な人材を採用する際に注意すべき点はありますか。
仕事をする上で必要とされる属性については画一的な基準を持ち、その他の要素については多様な人を採用するということです。仕事をする上で必ず求められる特徴にもかかわらず、その特徴を持つ人と持たない人を採用することは、業績において多様な人材を採用することになります。採用活動において業績の多様性を求めるのはナンセンスとしか言いようがありません。多様な人材の集まりであるが、全員が高業績者であるという状態を目指しましょう。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員