マネジメントの人事評価項目に「人材育成」が入っています。人を育てたかどうかなんて短期的には分からないので、半期ごとに評価するには無理があると考えます。妙案があればご教示ください。
短期間であっても育成目標の項目、数値をきちんと設定すれば評価できます。例えば、新人であれば、入社後半年で業務に必要な基礎知識を獲得できることを目標にして日々足りないところを指摘しアドバイスしながら指導、半年後に確認テストをすればどれだけ身に着いたかわかります。若手社員なら、業務に関する改善提案を出させ半年後にどこまで達成できたかを振り返ります。営業課長ならメンバー個々人に対しての重点育成内容(目標)を決め、半年後に各メンバーとどこまでできたか、達成できた場合には課長のマネジメントによる効果がどの程度であったかお互いに振りかえるということでもよいと思います。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長