新卒採用で数十職種での職種別採用を行っております。ただ、採用人数が数百名規模であり職種別ですと運用が煩雑になります。部門別採用を行う、総合職採用とするなどはどのくらい意味や効果がありますでしょうか。
最近の総合職採用から部門別、職種別採用へと変わっていく流れをみますと御社の採用方法を変える必要があるのかと感じます。確かにこれだけ多くの職種で採用するとなると運用も大変だと思います。職種別に面接を行うのであれば専門的な知識、技術のある現場の上長に面接をお願いすることになり現場への協力要請も結構な負担でしょう。
しかし会社組織、事業内容が変化し今後は複数の職種を経験してもらう必要が出てきている、あるいは採用後の人材の育成や成長に問題が生じているなどの課題がないのであれば継続してもよいのではないでしょうか。まずは現行の採用方法の問題点の洗い出しをしてください。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長