上から人材可視化のためタレントマネジメントシステム導入の指示がきました。適性検査は人材可視化のためにどのように活用できますか?
適性検査は受検者の性格や意欲、興味関心や価値観等を測定し、職務や職場、上司や顧客や同僚などに対する適性(相性度合い)を予測するためのツールです。大きく分けると職務適性と組織適性を定量化し、様々な人事施策や意思決定の参考にします。
例えば、以下のような指標を適性検査によって定量化します。
- 各職種、ポストに対する適合度
- 各階層、等級、グレード、マネジメントレベルに対する適合度
- 各コンピテンシーの発揮可能性
- 職場環境に対する適合度
- 上司、部下、同僚に対する適合度
- チーム内役割タイプに対する適合度
- 顧客タイプに対する適合度
このようなデータを、採用、異動、登用、選抜、能力開発等の人事施策に活用します。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員