テレワークが急速に普及しました。この数か月間でも生産性に個人差が出てきています。テレワークで生産性を高めるためのコツを教えてください。
同じ会社で同じ職務に従事しているグループで出社勤務の際には見られなかった個人差が発生しているという前提で考えます。職務遂行能力に個人差はないと考えた場合、テレワーク環境か、テレワーク環境に適応する能力に差があると考えるべきでしょう。
テレワーク環境に差があるとすれば、環境を整えることによって改善します。
高速で安定的なデータ通信環境、業務に必要なPC、WEBカメラ、マイク付きヘッドセット、タブレット、スマホ等の機器類、業務に適した部屋、机、椅子、空調、家族や同居人等の環境類をより適切なものへ変更してください。
次にテレワーク環境に適応する能力についてです。SHLグループがリリースしたテレワーク適性検査「リモートワークQ」では、3領域8コンピテンシーをテレワーク環境で職務の成功に関連するものとしています。
- 良好な仕事関係を維持する
- 援助を申し出る
- 自律的に仕事をする
- 時間を効率的に使う
- 集中していられる
- 変化に適応する
- 自己啓発に焦点を当てる
- 行動を起こす
<仕事上の人間関係>
<仕事のやり方>
<自己啓発とウェルビーイング>
ご質問のテレワークのコツについては、本コーナー2020年7月1日掲載のQ6936に回答がありますのでそちらをご覧ください。
http://www2.shl.ne.jp/hrqa2/index.asp?id=6936

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員