コロナ下で大手志向の学生が増えているように思います。実際どうなのでしょうか。
大手志向はコロナ下であるかどうかはあまり関係ありません。
以前からある傾向ですし、オンラインを使った上手な採用広報が中小企業には難しいというのが実態だと思います。
自分も大手企業に新卒で入った人間ですが、別に会社の規模とか自社ビルとか、安定とか利益とかそういう視点では無く技術系特有の「やりたいこと(具体的にはPBXのプログラミングのようなハードよりの仕事)」を実現するためには特定の会社だけであり、またバイト先の先輩がいたというのが選択した理由です。
当然ですが規模が大きい方が事業の種類が多く、先輩などの人脈も増えることを考えれば選択肢に大手が入ってくのは学生にとって当然だと思います。こういう結果的に大手になるケースもあります。
不況が続き安定した仕事云々の安定志向、大手志向の学生もいるでしょう。
そういう人が企業にとって魅力的なケースは比率として低く、多くのミスマッチを生んでしまっているとも思います。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役