適性テストが難しかったので、志望度が下がったという意見が内定者アンケートで散見されました。一般的な意見でしょうか。
難しさの質、いわゆるテストの「質」によって異なります。一般的かどうかはテストをもう一度よく見直してください。
例えば自社の副社長の名前やクロアチア共和国の首相の名前(これは両方実際に見たことがあります)など、どう考えてもその仕事の適性に関係ない知識で落とされれば誰だって腹が立ちます。
また簡単すぎて全問できたと思って落ちるのも不愉快です。簡単すぎる場合、通過しても不安になり辞退に直結する場合もあります。
「難しかったけど、もうちょっと時間があればできたのに惜しい!」「これは仕事に関係ある内容の問題だ、これができなければ仕方が無い」という内容がベストです。
テストの「質」がよければ志望度は簡単に下がりませんし、上がることもあります。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役