採用活動はコロナの影響もあり、オンライン化に激しく移行したシーズンであった。来期も継続すべきか?
オンラインに移行した2021年卒採用の結果はいかがですか。内々定者が質的、量的に特に例年と変わらないようであれば御社の採用はオンライン主体で継続しても問題ないかもしれません。
もし、質的に物足りないものがあるならそれがオンライン選考によるものなのかそれとも他の要因によるものなのかを分析する必要があります。量的なものであれば全体的に早めになっている採用選考時期の中で他社に後れを取っていないか、学生へのPRポイントにずれが生じていないかなどを内々定を出した学生にヒアリングして検証して下さい。
現時点で先輩(4年生)が予想もしないコロナ禍で就活に苦戦している状況をみていますから、3年生(2022年卒)は、またこの冬、来春にコロナの波が来ることもありうるから何しろ早めに動こうという意識が強いと思います。2022年卒向けのインターンシップ実施を計画して早めに学生との接点を持つことをお勧めします。またオンライン選考のメリットである地方の優秀学生との接点を確保する工夫も是非お考え下さい。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長