コラム

続・人事部長からの質問

2020/11/04Q.3020

求める人材とは違うタイプの人材が多く集まってきます。(ガツガツした子が欲しいのに、おとなしい子ばかり集まってしまう。‥等) 母集団の傾向を劇的に変える方法はありますでしょうか?

新卒採用での母集団のお話だと思います。当社でもガッツ溢れる野性的な営業志望の人材を期待していますが、「コンサルタント職」に提案力を生かした知的な仕事というイメージがあるのか、サービス商品を販売営業するというより企業の課題解決のお手伝いをしたいという学生が多いです。実力主義、少数精鋭をうたっても、採用ホームページの先輩社員のコメントから営業段階の泥臭い苦労を考えず、企業が困った時に相談を受け課題を解決するキレイな仕事という風に自分で想像してしまうのかもしれません。

母集団を変えるには、学生に提供する情報から方向性、テイストを変えなければなりませんが、一歩間違えると従来入社していた御社風の学生が来なくなるかもしれません。本当にガツガツ人材ばかりの採用なら別ですが、中にはそうしたガツガツ人材もほしいというのであれば、別の採用ルートを検討してみてはいかがですか。リファラル採用や逆求人サイト利用、インターンシップにガツガツ人材向けの特別プログラムを設定、こうしたチャレンジを数年続け毎年数名でも採用していけば、会社の雰囲気も変わり、結果として全体の母集団の性格も変わっていくかもしれません。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

質問をする

おすすめのタグから探す

メールマガジン登録

日本エス・エイチ・エルのメールマガジンではタレントマネジメント・人材採用に関する様々な情報を発信しております。

メールマガジンに登録する

組織人事や採用の問題解決は
日本エス・エイチ・エルに
ご相談ください

サービスをもっと知りたい方

資料ダウンロード

サービスの導入を検討している方

お問い合わせ