コロナの影響で選考をオンライン化したのですが、例年と比べ応募者の傾向が違うように感じます。何か考えられる理由はあるのでしょうか。
例年と比べて応募者の傾向が違うように感じておられるのですね。まずは、本当に例年の応募者と傾向が異なるのかどうかを調べてみましょう。何がどれだけ違うのかについて、観察、記録、アンケート調査、アセスメント等を活用し、定量的に確認してください。何がどれだけ違うかがわかって、はじめてその理由について考えることができます。
ちなみにオンライン面接では対面面接に比べて、志望度や意欲を評価しづらいことが当社の調査でわかっています。一方、能力評価はどちらの方法を使っても評価が一致しやすいこともわかっております。もし、例年と比べて志望意欲が低い応募者が多いように感じておられるのであれば、オンライン面接の影響かもしれません。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員