社員同士が業務外で交流することで、コミュニケーションが円滑になってプラスになる面もあると思います。ただ個人のパーソナリティや関係性によっては逆の影響も出るのではと考えています。会社として何か指針などを出すべきでしょうか。個人同士に任せるべきでしょうか。
前の会社ではその手の活動が盛んでした。会社の規模も大きく研修などの機会がなければ同期と会うこともほとんどありませんでした(多少ですが活動に補助も出ていました)。
当社では社外の活動において会社が推奨も支援もしていませんが、自分の経験からそういう交流を作るようにしようとは思っています。無論プラスの方が大きいと思っているからです。
会社としての指針が必要かどうかは規模にもよると思います。小さい会社なら必要ないと思いますし、大きい会社なら必要でしょう。業務外と言ってもチーム全員の事故、急性アルコール中毒、火災など起こしたら大問題になります。活動の責任者くらいは設けるべきです。
業務外の交流というのは国によってはあり得ないというところもあります。
日本の場合は地域のコミュニティが崩壊しているところが多く、地域での活動がないのであれば同じ会社の同じような趣味を持つ同士が交流を持つのは悪くないと思います。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長