コラム

続・人事部長からの質問

2021/02/05Q.3080

執行役員制度の導入によるメリットデメリットを教えてください。

経営と現場の部門事業執行の分離によりスピード感のある経営と業務遂行を実現することが執行役員制度の目的です。

執行役員制は、取締役は経営に関する重要な事項の決定を行い執行役員がその実行を担うといういわば分業体制です。この分業体制による業務の効率化が最大のメリットです。取締役は経営に執行役員は業務遂行に専念できます。また執行役員は、通常社員としての立場もあり役員と社員との間にたって両者の間の意識のギャップを埋める役割も期待できます。経営側の狙いや考え方を現場にわかりやすく伝える、逆に現場の声や要望を経営側に届けるという役割です。

ただ、それ故に取締役と執行役員の間の円滑なコミュニケーションが必要であり、かたちとして組織が複雑化する、コミュニケーション頻度が落ち意思決定のスピードが鈍りがちになるというデメリットがあるともいわれています。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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