ここ最近、若手社員のメンタル不調が増加しています。考えられる要因はありますが、確信が持てません。客観的に原因を特定する方法はありますか?
産業医さんが認めるような「メンタル不調」なのでしょうか。それとも少々元気がない若手社員が増えている感じがするといった程度のことなのでしょうか。メンタル不調の結果として、退職者が増えてる、休業者が増えてる、事業成績が落ちているといった事象が起こっていますか。
社員に対してストレスチェックを行って結果にもとづいて指導や産業医さんとの面談機会を勧めて下さい。若手社員以上にベテラン社員や中間管理職にストレス不調の社員がいるかもしれません。それが若手社員に影響しているかも。
メンタル不調やそれ以外の理由で早期退職したり離脱したりする人が増えているようなら、採用時のパーソナリティ検査の結果を分析してみるのはいかがですか。採用時にミスマッチを起こしていると、教育、研修でカバーしようとしても本人がついていけないと思うような場合があります。
考えられる要因がおありとのことですので、まずはそこからつぶしてみて下さい。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長