仕事場面において同じことを何度も繰り返し注意される人はどのようなパーソナリティの持ち主なのでしょうか。
一概に言えません。
分析してみないとなんとも言えませんが、パーソナリティというより社会人の土台の部分ができていない人に見られる傾向です(処理能力が決定的に足りない場合もあります)。
セオリーから言うとその物事の重要性を理解させることから始まるのですが、そのハードルはかなり高くよほどの単純作業でしか通じないと考えています。
人の行動には相似的な部分があり、ミスも同じタイプに集約されやすい。その特性を使いチェックリストや第三者の確認を入れるなりしてミスの少ない習慣をつけてもらうのが現実的だと思います。いずれ食事や歯を磨くのと同じように当たり前にその仕事をこなせると思いますが、その道のりは結構長いです。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役