コラム

続・人事部長からの質問

2021/04/30Q.3137

今よりも知的レベルが高い学生を多く集めたいと考えているのですが、思うように知的レベルが高い学生が集まりません。母集団形成で何か良い方法はありますでしょうか?

「知的レベルが高い」とはいかなるもの指しているのか、このご質問からではわかりませんが、わかりやすく優秀な人材が多いとされる高偏差値の著名大学出身者ということで考えます。

そうした学生が集まらない理由としては、まず彼ら彼女らの知的好奇心を満足させるものが御社には少ないか、あるいは社員さんにそうした層の人材が少ないからではないでしょうか。

そうだとすると彼らの望むものを打ち出さないとなかなか興味を持ってくれないということになります。こうした層の学生がいま一番志望しているのがコンサルタント業界です。待遇が良いことが主な理由だと思いますが、こうした業界の会社に入れば鍛えられ、将来の自分の市場価値を高め起業したり転職したりするチャンスが広がるという点も魅力だそうです。最初から次のキャリアの構想があるということです。御社でも、こうした高待遇や転職前提の社内育成は可能でしょうか。

もし難しいようなら、こうした高偏差値学生ではなく、広い間口で知的レベルの高くパーナリティ的にも御社の雰囲気に合った入社後に成長し続けるような人材を採用することに注力してはいかがでしょう。当社の適性検査もご活用いただけるはずです。

あるいは、1対1で学生とじっくり話をできれば、御社の強みや魅力を伝え説得する自信があるというのであれば、スカウト中心の一本釣り採用にチャレンジしてみるのもありだと思います。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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