コラム

続・人事部長からの質問

2021/05/06Q.3138

オンラインの営業だと対面よりあっさり断られてしまいます。何か防ぐ施策はありますか?

あります。

あっさり断られる理由をオンライン営業だからと考えておられるようですが、それが理由ではありません。原因を誤って認識しているため、今まであっさり断られていたのです。正しく原因をとらえることができれば効果的な対策が打てます。
顧客が断る理由は、以下の通りです。

  1. 不要だから。
  2. 他のものに決めたから。
  3. ニーズ(目的、コスト、時期、運用等)に合わないから。
  4. 決める権限がないから。
  5. 嫌いだから。
  6. 断らざるを得ない別の理由があるから。

本当にオンライン営業を理由に断る人がいるとすれば、その人は6に該当する人です。もし、事前にオンライン営業をすべて断る人だということがわかっていれば、対面で営業すればよいのです。また、1から5によって断られていたとしても事前の情報収集と顧客の選択によって解消できます。

質問者様はオンライン営業によってあっさり断られたと感じておられますが、実はオンラインでしか会うことができない現在の状況となったことにより、適切な営業対象(顧客)の選択が出来なくなり、提案率が低下したのです。

対面営業を行っていた時と同じレベルの事前情報収集を行い、営業の優先順位を正しくつければあっさり断られる確率を下げることができます。

清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員

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