人材ポートフォリオをつくるために、2軸4象限による整理を考えております。2軸4象限での整理を行う上でのデメリットとその対応策を教えてください。
よほど目的を持ってやらないとただ視覚化しているだけで、何の効果も無いでしょう。
例えば自社の営業適性が10段階で並んでいれば、ある程度高い方がよいという判断は容易につきますが4つの象限に分かれていた場合、明確な基準が無ければ使いづらいと思います。
また理想的になるような分布があるなら、それを目指せばよいと思いますがそれが本当に正解と言い切れる分布は簡単には作り出せないと思います。
例えば「退職事由をプロットする」など明確な目的を持って、その一番多い象限から対策を取るなどなら役に立つかもしれません。
見た目はインパクトがありますが実用性に乏しいグラフなので目的が明確になっていない場合は当社の担当コンサルタントに相談ください。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役