当社は挑戦を推奨する風土への変革をうたっていますが、評価は業績(結果)によって行われるため、実態は失敗を回避しようとする意思決定が多くなっています。まずは制度の変更でしょうか。
挑戦を推奨しながら実際は保守的な会社というのはよくあることです。
失敗を回避する意志決定は「挑戦する中身」と数にもよると思います。
たとえばAさんが一つ挑戦したいというネタを持っていてそれが挑戦できないというシーンは極めて普通に起こることです。
例えばこれが20名の社員が20の挑戦を持ってきていたらそのうち2,3個は通るかもしれません。全部却下する方が怖くなります。(することもあるでしょうが)それを毎月のように出し続けていけば制度に関係なく挑戦が当たり前の会社になると思います。
制度を変更してもチャレンジが増えるとはかぎらないので、まずはチャレンジを促して運用する方法をおすすめします。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役