「仕事覚えは早い方が望ましい」と考える人は少なくないと思いますが、逆に仕事覚えが遅いことによるメリットは何かあるのでしょうか。
仕事覚えが遅いことのメリットなどないでしょう。
理解するスピードが遅くても、一度理解したものは忘れない、あるいは理解したものを生かして他の仕事については自分で工夫することもできるというのであれば、遅いことはカバーされるかもしれませんが、それでも覚えが遅いより早い方がいいでしょう。
仕事覚えが遅いと本人も自覚しており、人のペースを気にせずじっくりと自分のペースで仕事をし徐々に力をつけ、遅咲きながら大成するというタイプの人もいますが、これは結果論ですから。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長