コラム

続・人事部長からの質問

2021/11/29Q.3278

マイナビやリクナビに登録する学生数が減っていると聞きますが、最近採用に使われているサイトやツールはなんですか?

学生数、就職希望者数もやや減少してきていますが、ナビサイトへの登録数はそれほどは減少していないのではないでしょうか。ただ、以前は最初の頃に登録した複数社のナビサイトを就活の最初から最後まで利用していたのが、最近は就活の時期によって変えている学生が多くなっているようです。つまり、インターンシップ情報が公開されプレエントリーできる時期には、この大手サイト、会社情報が公開される時期にはこのサイト、自分なりに興味の内容が絞られてきたら特にこの業界や地域に強いこのサイトといったように目的別、機能別に登録、利用を工夫しているようです。

また、学生側が企業側の情報をみるのではなく、企業側からのアプローチが期待できる逆求人サイトの登録人数は年々増えています。大手ナビサイトでは掲載企業数が多すぎてかえって企業選択ができないというデメリットに加えて、企業ブランドにはこだわらず自分の仕事観や適性を評価してくれる企業で働いてみたいという学生の意識の高まりにマッチしているからでしよう。企業側も自社の採用ページの内容を充実させダイレクトに学生とのコミュニケーションを取る方策を強化してきています。
こうしたナビサイト以外でもSNSを活用したり、新卒エージェントを活用したりとツールは多様化しています。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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