社会人経験が長年になるにつれ、世間的にはやる気よりも社会人としての責任感が重視されている気がします。仕事に対するモチベーションは社会人経験が増えるにつれて、あまり重要ではないのでしょうか?
若手でもベテランでも重視されるのは、結果を出しているかどうかです。もちろんモチベーションを高くもって、あるいはその仕事に対して責任感を持ってあたれば、おのずと成果に結びつく確率が上がっていくと思います。
若いうちは、先輩・上司の指導通りに仕事をこなしていけば一定の結果が出るかもしれませんが、それなりのベテランになれば求められる仕事の質も量も上がっていきます。結果を出すためにどのような工夫が必要か、最後までやりぬく責任感があるかということがより強く求められます。
そうした意識で仕事をしていくには、モチベーションの維持が大切です。会社側からの施策もあるかもしれませんが、自分の今後のキャリアをどのように考えるか、新たなチャレンジをしていくかなどご自身でモチベーションアップのやり方を考えて下さい。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長