古風な考え方なのかもしれませんが、紙でのやり取り(手紙やメッセージカード、年賀状の交換など)が減って少し寂しいです。この気持ちわかってくれる方いらっしゃるでしょうか。
いまだに年賀状だけは出していますが、手紙、葉書で近況を伝えるというようなことをしなくなりました。以前は仕事上での会食やゴルフのお誘いをするのに手紙を送り、終わった後もお付き合いいただいたお礼状までお出ししていたものですが、いまはすべてメールでのやり取りになりました。若い人は、ビジネス上の手紙の書き方を知らないのではないでしょうか。
テレビのバラエティ番組のプレバトで俳句のコーナーがあります。夏井先生の批評、解説や芸能人の隠れた創作才能など、面白いなとみております。これ以外でも若手のタレントが俳句について話している番組がありましたが、いま俳句ブームなのでしょうか。
こうした俳句や短歌などはやはり手書きの筆文字で短冊や色紙に書いたものの方が風情がありますし文字に作者の心情が表れるのではないでしょうか。私自身は字がきれいでないので直筆は恥ずかしいのですが。
PC上で文字が並んでいても感情が伝わってこない気がしますが、皆さんはいかがでしょうか。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長