組織風土というものは、経年で変わるものでしょうか?変わるとすると、それはどういった要素により変化するのでしょうか。
組織風土の変化は
- トップが変わる(経営方針が変わる)
- 外部環境が変わる(技術革新を含む)
- 経営危機などに陥る
- 中途採用が増える
などいろいろなケースがあります。 もっとも多いのはTOPが変わるケースです。野球の監督が変わり、方針が打ち勝つ野球から守り抜く野球に替わればレギュラー陣も練習内容も一気に変わるようなことが企業に起こることがあります。 外的環境に関しては、例えば「これからはEVの時代となる」と世界が動くと、求められる技術やその企業の役割が変わっていくことがあります。これは経年で変化していくでしょう。 経営危機も一気に変革する要因となります。 最近では当たり前ですが、中途採用が増えると徐々に変化することがあります。これは他社の企業風土で育った人が加わるためです。例えば、今まではなかったのに、メールでもなんでも「お疲れ様です」とつける文化が社内で主流になっていくケースなどに見受けられます。ゆっくり変わるケースと一気に変わるケースとどちらもあります。
このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役