岸田首相が非財務情報の可視化について言及し、その中で”人の価値を可視化する”というお話がありました。実現性は不透明ですが、企業の人事担当やアセスメント業界にどのような影響を与えると思いますか?
企業の人材価値とは何か、その人材価値は何によってカウントできるか、ということが議論されることになります。
人材の多様性が企業の人材価値だということであれば、従業員や管理職、ボードメンバーの外国人比率、女性比率などを数えることになり、特定の知識やスキルの保有度合が人材価値だということであれば、資格や検定の保有者比率が数えることになり、教育を受けているかどうかが人材価値となれば、研修時間や研修費用などを数えることになります。
アセスメント業界はあまり関係が無いように思います。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員