グループ会社の新卒採用の指揮をとることになりました。よく知らない他社の年上社員に上手く指示を出す方法はありますか。
よく知らない人、年上の人とのコミュニケーションには慎重になってしまいますよね。
月並みですがコミュニケーションを円滑化するには相互理解を深めることが大切です。これができればよく知らない人ではなくなりますので一つ目は克服できます。年齢を追い抜くことはできませんので、年上の人は死ぬまで年上です。私は小さいころから年齢によって態度を変える人に対して不信感を持ってきたため、自分自身も年齢によって態度を変えることをしてきませんでした。若いころは色々な人から生意気だと直接言われたり、陰口をたたかれたりしましたが自分の年齢が上がるにつれて言われなくなりました。言われなくなったのは私にとって好都合ですが、この社会が年齢によって態度を変えることを当たり前としている理不尽な社会であることを痛感しています。脱線してきましたので話を戻します。人は年齢に関わらず、信頼する人の話をよく聞きます。年上の人に指示通り動いて欲しいのであれば、その人からの信頼を勝ち得ることが不可欠です。
相互理解を深めること、信頼を勝ち得ることの二つが、よく知らない他社の年上社員にうまく指示を出すための方法となります。がんばってください。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員