社内には、現状に満足し粛々と働き続ける人と、常にアップデートを心掛ける人とがいるように思います。前者は定着し、後者は常に他所にも目を向けていると思いますが会社の発展という意味ではどこに照準を合わせるのがよいのでしょうか?
「会社の発展」という意味は、会社側からみたらどちらのタイプの人を採るべきかというご質問でしょうか。必ずしも、このようなタイプ分けにはならないのではないかと思います。
現状に満足しているわけではないが、粛々と任せられた仕事をしっかりと続け、結果的に周りからの理解もありアップデートできている人もいれば、気持ちではアップデートを常に意識していながら実力が伴わず空回りという人もいます。前者でもどこかのタイミングで転職する人もいますし、後者でも長く勤める人もいます。
会社としては、人それぞれの強さ、弱さをうまくフォローし多様な人材を活用していく道を選ぶべきです。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長
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打ち合わせの際、上司の意に合わない意見であっても妥当性が高いと思えば発言してまいりました。言い方としては配慮しているつもりですが、他部署の先輩から『お前はポテンシャルが高いんだから、上司を立ててあげないとイジメられるよ』などとアドバイスをいただきます。私の価値観としては、妥当性の高い意見で救ってくれる後輩の方が有益で助かり、出る杭を打つような上司は器が小さいのではないかと感じてしまいます。
そこで質問です。
出る杭を打ちたがる上司と接する為にどのようなことを気遣えばよろしいのでしょうか?
また、上司の案よりも良案がある場合、どのように提案すると納得いただけるのでしょうか?
2022/05/27
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仕事がうまくいっていないメンバーがいます。難しいことをやらせているわけではなく、阻害要因は取り除いているつもりです。どうすれば、本人が動いてくれるようになるでしょう。
2022/05/31