コラム

続・人事部長からの質問

2022/08/03Q.3441

自分がどういうキャリアを歩んでいきたいかわからなくなる時があります。
回答者様は、キャリアについてどのように考えていたのか教えてください。

キャリアについての考え方は常に明確です。キャリア目標はことごとく未達成ですが、考えていることはシンプルです。

18歳から30歳までは音楽家になるために生活していましたので、音楽活動を邪魔しない効率的な生活費確保の手段として仕事をしていました。食えるほど稼げませんでしたが本業を音楽としており、お金のために副業をしていると考えていました。30歳で職業としての音楽家をあきらめてからは、副業が本業になりました。家族を養うための生活費確保の手段としての仕事ということは変わりませんが、必要な生活費が上がっていくことがわかっていましたので、自分の能力、知識、スキル、経験が最も大きな成果につながる職務や環境を求めて仕事をしていました。そして40歳の頃、先代の社長清水さんが亡くなったことがきっかけで、清水さんが築いてきた当社のブランドを貶めてはいけないという気持ちが強くなり、当社を良い会社にすることが目的に加わりました。今は二人の子供が大学生になり、生活費の上昇に目途がついてきたので、最後の目的が主要なものになっています。

もう一つ、18歳から今までずっと変わらない思いを持ち続けています。自分の作品で人を感動させたいという思いです。この思いは私の仕事の仕方に大きく影響していると思っています。

清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員

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