面接官に応募者の見極めだけでなく、意欲形成も行ってほしいと考えている。面接での意欲形成のポイントはあるか。
意欲形勢は面接官が8割。
社内・社外共に評価されていて応募者と大きく歳が離れていない人が面接の担当をすればよいのです(カリスマ性を持った社長なども可)。
意欲形成は面接官のプレゼン能力に多少は左右されますが、本質を言えば担当する面接官がその企業の代表となっているのです。
その人が魅力的で、活躍していて、そういう人から「一緒にやろう」というアプローチをされることで意欲形成になります。
次に年齢が近いほどキャリアパスをイメージしやすく、入社後の自分をイマジネーションできます。これも意欲形勢につながります。
反対にベテラン面接官の人事部長(日経新聞好き)が話術を駆使しても意欲形勢にはほとんどつながりません。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役