入社後、業務に著しく適性が無いことが判明した場合に、何とか頑張ってもらう為にはどういう施策を採ればよいか。
適性がないことが本人も納得できる材料がありますでしょうか。適性検査の結果でも業務の成果でも、日常的に観察してきた報告レポートでも結構です。それに基づいて、本人の現業に対するやる気やモチベーションを確認してください。
モチベーションがまだあるなら、どのようにすれば少しずつでも成果に結びつくような改善ができそうかお互い確認しあって行動計画を立ててみましょう。
もし、本人がすでに適性がなさそうという自覚がありモチベーションが持てそうにないのであれば適性がありそうな業務部署へ異動させた方がお互いに良いのではないでしょうか。
本人があまり異動に乗り気でなくても、環境も変わることで仕事に対する姿勢が変わり、良い結果に結びつくこともよくあることです。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長