テストデータを分析した結果について社内で考察していたところ、特定のデータと相関関係があると出ているが、「何でこの項目が?」と結果に納得感が無く、因果関係は無いのではないかという話がでました。そんなことがあるのでしょうか?
大いにあります。
相関は重要な判断材料になりますが、どんなデータでも比較することができるので結果の使い方をよく考える必要があります。
かつてサザエさんの視聴率と日経平均に相関があるという新聞記事があり、家族の団らんがどうのこうのと無理矢理仮説を立てていましたが当然そんなものは関係なくそれが何かの指標にはなっていません。
これが植物を育てる上での日照時間や水の量などであれば因果関係は明らかでしょう。
分析結果の読み方や因果関係については当社の担当コンサルタントに相談ください。有償になることもあると思いますがデタラメな指標を作って運用するよりはよいと思います。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役