当社業務内容ではミスが命取りになる点から正答率や不正解の数なども見たいと考えています。一方でテスト会社によっては上記情報を出さないものもあるようで出さない理由や、見る際の注意点があれば教えていただけますでしょうか。
当社の大半のテストは正答率、誤謬率、不正解の数を出しておりません。
早く正確に解答する能力を見ており、それが業務に強い関連性があるためです。
また正答率が高い人の方が高得点になるようになっています。
高得点=高い正答率なので2つの指標は不要と考えています。結果を見る場合は高得点(標準点)を確認すれば十分です。
筆記するタイプのもので正答率や不正解の数で合否の決まるものは極めて少なく、大学受験やTOEIC、その他試験で間違えると減点されてしまうテストはほとんどありません。
運転免許や電気工事士など一発アウトの技能テストは存在します。
これは命に関わる試験に関しては一度の致命的なミスでも不合格となります。
「ミスが命取り」という内容が本当に人の生死に関わるのなら当社のようなテストでは無く技能的なテストがよいでしょう。
タイピングの仕事であればタイピングをさせて制限時間をクリアしてミス0の人だけを合格させるなどです。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役