初期のインターンシップはインパクト重視か、内容重視かどちらの方が母集団を逃さないのでしょうか。
母集団によって異なると思います。
インターンシップに人がなかなか集まらないのであればインパクト重視。大勢の人が集まるインターンシップは内容重視がよいでしょう。
人が集まらないのであれば口コミ等で増やす必要もあるのでインパクト重視で行くべきでしょう。たとえば参加したら給与を出す、社長と対面できる時間を作る、特定大学と組んで単位を与えるなど具体的に他社と差別化をして広めてもらいましょう。
大勢が集まるところは業界における自社の位置づけなど理解できるような構成のインターンシップをするとよいと思います。一定の人気があるため理解度が高まれば母集団を維持できるからです。
まったく同じではありませんが現在のインターンシップは自分が学生の頃の工場実習に似ています(1週間~2週間で1単位がもらえる)。
あれもリストから選ぶときに給与や交通費の有無、泊まり込みかどうかなどで人気にムラがあり知名度があっても専攻と微妙に違うところがオイシイなど伝承されていました。口コミよりネットの情報かもしれませんが、話題になるところに人は集まっています。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役