マネージャーのマネジメントにどこまで入り込むべきか。プレイヤーと違い、本人に数字的目標を持たせにくい。マネジメント業務での数値目標設定はどうすればいいか?その組織の売上などだけでいいのか
営業のマネージャーであれば、基本はチーム目標の達成のためのメンバーへのマネジメントとなります。マネージャー自身がプレイヤーとしても数字を持つかどうかはチームメンバーの構成なども含めマネージャーが判断すべきでしょう。
基本目標は、営業目標(予算)といった数値目標となりますが、マネジメントには人材育成や組織の中期的成長も含まれています。数値目標を達成していても脱落するメンバーが多く出たり、他チームと比べ若手の成長スピードが鈍いなどの課題がみられるようであればマネジメントに問題があると考えられます。
個々のメンバーの目標達成率や360度評価での部下からの評価ポイントなどを数値的目標に加えたり、他チームと比較し同年次の成長スピード(評価、昇格年次)を考察するなども参考指標になるのではないでしょうか。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長