コラム

続・人事部長からの質問

2024/06/14Q.3893

新卒採用の最終面接で、学生1名に対し、部長や役員の数名で面接を行っていますが、質問する内容や質問者がほぼ決まっており、日程調整の面からも形式を変えたいと考えています。他社では最終面接は誰が行っているのでしょうか?(人事部長、担当部門の役員、社長等)

一般的には最終面接は役員面接という場合がほとんどです。社長(CEO)だけの場合もあるでしょうし、複数の役員の場合もあるでしょう。最終面接前の人事担当役員や技術部門担当役員の面接が実質的な最終選考で社長との最終面接は形式的なものという企業も一部にはあります。
また最終面接をだれが行うかではなく、それまでの複数回の面接の面接官に様々な人材を選び企業としての柔軟性や多様性を学生にPRするという考え方の企業もあります。
御社の選考プロセスの中でどの段階でほぼ内定合格者を絞り込んでいけるのか、社長や役員の日程調整などの兼ね合いも含めてご判断すればよろしいのではないでしょうか。

学生の立場からすると入社できた後で会社のトップである社長と直接話ができる機会は、それほど多くないと考えています。「是非直接社長のお考えを聞いてみたい。自分がその会社の一員として期待される人材かどうかを聞いてみたい」などいろいろ考えていると思います。
どのような形式になるにせよ、入社してからあの時最終面接で社長(役員)から言われた一言が入社を決める決め手になりましたと言われるような機会にしていただきたいです。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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