本部長向けにパーソナリティ検査を用いた部下マネジメントの研修を考えています。本当は部下一人一人と1on1の時間を設けたいのですが叶いそうにないです。どのような活用と研修が考えられますか。
本部長のもとにはかなりのメンバーがいるでしょうから、1on1の時間はなかなか設定できないということですね。
部下マネジメントにパーソナリティ検査を用いた研修は、非常に効果的です。まず、パーソナリティ検査が部下の一人一人の強みや弱みを把握し、適切なマネジメントに役に立つかを説明します。次に結果をどのように読み解き、部下のパーソナリティに基づいて、どのようにフィードバックするかを考えます。
部下一人一人との時間が取れない場合は、グループに分け共通のテーマでディスカッションを行うことで、個別のフィードバックに代えることも可能です。
パーソナリティ検査を導入した後、部下のパフォーマンスやチーム行動にどのような変化が生じたかをフォローアップしていき、実践の場で確認することも大切です。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長