客観面接を行う場合、いくつかの項目を設定し、それぞれを点数で採点し、合計得点で学生の評価を行うことは妥当なのでしょうか?
妥当性分析を行い評価が妥当かどうか統計的な裏付けを取るのが良いです。
妥当性が無いようであれば方法を見直しましょう。
評価項目を作り点数化するまでは良いと思うのですが、その合計点の序列や合否判定は別物とする方が自分の場合はしっくりきます。
合計点で序列をつけると1日の数人の面接結果だけでも最後に見直すと明らかに序列化のイメージが異なっています。これがシーズンを通して実施したらと思うとぞっとします。
合計点の序列には評価項目以外の良い部分、悪い部分が合計点に表れないのです。
その人のイメージや記憶を鮮明に残すために各項目を点数化する事自体は有効な手段なので妥当性の検証後に今後変えていくかどうかを検討してみてください。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役