採用基準は毎年変えていくべきなのでしょうか?
私は変えることに賛成します。なぜなら、妥当性があり、去年と異なる採用基準を作り続けることはとても難しいことだからです。
採用基準は求める人物要件でなければなりません。毎年変えなくてはいけないので、社内の高業績者グループの多様性におのずと意識が向きます。よく調べると、高業績者グループには様々な特徴があることがわかります。特効薬のような万能要件が存在しないことに気付くのです。
複数年続けていると結果的に多様な人材を採用できます。
特定のタイプが定着しやすい場合、高業績を上げる場合は、採用基準を変えるべきではありません。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員